†黒ウサギの仕事†




僕達が校門を通ると周りの人間達はジロジロと見てくる。



なんだか気分が悪くなりそうだ。




「確か、校長室に行くんだったよね?」



雷は辺りを見渡しながらそう言った。






「うん。校長室ってどこだろう…」





僕達が廊下を歩いて探し回っていると、前から歩いて来た数人の女子生徒が僕達に話しかけて来た。





「どうしたの?もしかして転入生?」


「見て!双子じゃん!可愛い~!」


「目の色超綺麗!」




女子生徒達は僕達を囲み、キャーキャーと騒ぎ始めた。





うるさいなぁ…。

殺してしまいたい。






「あの、通してもらえませんか…?」




「えぇ~!どこ行くの~?」



「何年生なの~?」

「どこのクラス?」





僕は雷の腕を引っ張り走った。



気持ち悪い。
吐きそうだ…。





「月也大丈夫?」


雷は心配そうな顔をしている。



「うん。ゴメンね急に走ったりして」