そこには雷、リーダー、今回の依頼者のお客様がいた。
ターゲットはお客様を見るなり、助けを求め出した。
「あ!あぁ!助けてくれ!コイツら俺を誘拐したんだ!」
お客様は微笑しながら静かに答えた。
「俺が頼んだ…。お前を誘拐してここで死んでもらおうと思って…」
ターゲットはその言葉を聞いたとたん、涙を流しながら恐怖のどん底へ落ちていった…。
「お客様。今回の依頼を頂き、誠にありがとうございました。そろそろ始めさせていただきますがよろしいですか?」
「あぁ。よろしく頼むよ…。ははっ…」
お客様は椅子に座り、ニヤニヤしながらターゲットの最後を楽しみにしていた。
雷とリーダーと璢維人は僕の仕事の出来具合を見てくれる事になった。
さぁ、始めましょうか―――。


