高野の誕生日から、2日が過ぎた。


結局、プレゼントは燃えるゴミに出せないまま、ゴミ箱に置き去りにされている。


いっそのことお父さんにでもあげようか。


昼休み、ノートを運びながらそんなことを思う。



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