追憶の詩 -浮世抄華-



「沖田さん、何かしたんですか?」




彼は私に近付くと、沖田さんを探している経緯を小声で教えてくれた。




沖田さんは土方さんの大事な豊玉発句集を盗み出したらしい。




「でも、沖田さんと限んないんじゃないですか?」




「いや、あいつに間違いねぇ。これが証拠だ」




そう言って、土方さんは一枚の紙を見せて来た。