追憶の詩 -浮世抄華-



彼らは渋々部屋を出て逝行く。



皆、心配してくれたんだろう。



少し申し訳ない気がするけど、ようやく静かになった。




土方さんは障子を閉めると、私の布団の横に座った。




「騒がしくて済まなかったな。お粥、食べれそうか?」




さっきまで怒鳴っていたとは思えない程、彼の声は優しい。