追憶の詩 -浮世抄華-



刹那――。




「うるせぇぞ、てめぇら!病人の部屋では静かにしやがれ!!」




部屋に怒号が響く。




声の方を見ると、お盆に小さな土鍋と茶碗、湯呑み、薬の袋を乗せた土方さんが居た。




「だって、土方さん…っ」




「だってじゃねぇ!てめぇら、部屋から出てけ!」




言い訳をしようとする平助君に対し、土方さんは思い切り怒鳴った。