-短編-童顔幽霊と地味女のお話【完】

「あぁ、早苗か。おはよ」
男の人は布団から
ひょっこりと顔を出して
上目遣いで見てきた
その顔は美形に入って
髪は金髪
あれ…私…
何か忘れてない…?
なんて考えていると
突然美形の顔を近づけて来た
「どうしたんだよ?」
「ただ考えてただけだよ」
私は金髪の少年?を
見ないように背を
向けたまま言った。