「ごめん…。」
金髪の少年は謝った
「気にしないで。」
安心させる為に微笑んだ
これくらい慣れてる
いつも割れ物を扱うような目
そのせいでイジメも受けて
お母さんからも暴力を振るわれ
私には結局味方なんて居ない
だけど今年に一人暮らしして
別の県の高校に入って
マシな生活を送ってる
「…あのさ……。」
質問…かな?
「なんでこの部屋にアンタがいんの?」
早過ぎて分からない…
「ご…ごめん…紙に書いてくれないかな…早過ぎて見えなかったから…。」