「夢李って名前なんだ。可愛い名前だね?」

「ぇッ?!」

「夢李に微笑むな!夢李も頬染めるな!!」


そ、そんなこと言われても…
男の子に可愛いなんて言われたことないし…

雪田くん…
変態変人なのに見た目は100点満点だし…


「とにかく!次、夢李に変なことしたら―」

「ねー会長」


桃子が雪田くんに向かって忠告をしようとしたのに、雪田くんはソレを遮った


「俺。夢李ちゃん枕が欲しいんだ。凄く気持ちよくて安眠出来るんだよね」

「夢李は枕じゃないし!夢李は私のだし!」


若干セクハラ発言をしている雪田くんに食ってかかる桃子

そうそう
私は枕じゃないのよ!