私には、誰から見てもそっくりな 双子の男の子の幼なじみがいた。 昔からずっと一緒で どこに行くも着いてくるくらいだった。 幼稚園の時に引っ越しする事になり、 双子の兄弟にそれを告げた。 でも、二人は笑って 「大丈夫だから泣かないで?」 「すぐに逢えるから。」 それを聞き、私は頷いて泣きやみ別れ、引っ越したのだった。 その会話からすべてが始まるとも知らずに