殺し屋少女の恋物語



deadとは気が合わなかった。

でも雷がいなくなってからは

deadがあたしを支えてくれていた。


deadがいなかったら
あたしはもうここにいなかったかもしれない。


静かに部屋をでたあたしは

『rose…好きだ…なんて聞こえてねぇか。』


と呟いたdeadの声なんて

全く聞こえてなかった。