殺し屋少女の恋物語



まだ雷には一言も伝えてなかった。

なのに雷は
あたしのところにきた。


雷…

「依頼の話…?」

「まあな」


雷は聞いたんだね。

今回あたしにきた依頼を。


「冷愛。今までありがとうな」

「え…」

「もう充分だよ。だから…」

「やめて!!!!!!!!」

雷が言いたいことは分かってる。

この依頼を雷が知ったとき、
雷が何て言うかなんて分かってた。