なんとなくバイバイが言いだせなくてうつむく。 12月の風ゎ冷たくて 立っているだけで震えてしまぅ 「美咲」 名前を呼ばれて顔をあげると、すぐ目の前に和樹の顔があった。 「ん?」 平然をよそおって答える。 回りが真っ暗でよかった。明るかったら真っ赤になってるのも気づかれてたし 「これ」 そぅ言うと小さな包みを渡された。