「・・・」

「えっちょなんで泣いてんの?!」



火を止めて、びっくりしたょぅに覗きこんでくる和樹。



「・・・たま・・・ねぎが」



ごめんね、こんなバレバレな嘘しかつけなぃ。



「たまねぎかょっ!」


びっくりさすなと言いながら、自分の袖で涙をぬぐってくれた。