ハルトと付き合い出して1年半。


私たちはもうすぐ卒業する。


私とハルトは就職。


エイジ君は専門学校で、アンナは大学に行く。



「もうすぐ卒業なんだねー。実感わかないなぁ。」



「そうだよね。もうアンナと離れちゃうんだー…。」



私たちは学校帰りに、喫茶店で寄り道をしている。



「…最近さー、ハルトがバイト始めちゃったみたいなの。」



バイトばっかで全然、一緒にいれない。


学校が終わったら、すぐにバイト行っちゃうし。