私は2人に背中を押され、教室を飛び出した。 ハルト、どこ? 校舎裏、空き教室を覗いてみたがいなかった。 どうしよ、昼休み終わっちゃう。 あと、屋上ぐらいしかないよ。 私は屋上に向かって、足を速める。 「サクラちゃんじゃん!」 屋上への階段を上っていると、知らない生徒から声をかけられた。 「ねぇ、何してんのー?」 周りには友達らしき人たちもいる。 「っていうか、近くで見たの初めて!」 「あの…急いでるんで。」 早くハルトに会いたい。