助けて…ハルトっ!!



―バンッッ!!



え…?



「てめぇ、サクラに何してんだよ。」



何で…。



「サクラに触んな、離れろ。」



「…ハ、ルト……。」



何でわかったの?


ハルトがかなり怒っている。


ハルトが私たちに近付く。


すぐ後ろからエイジ君も走ってきた。



「…お前、わかってんのか?」



ハルトは私と立花君を引き離す。



「ふーん、ヒーロー気取りか?」



立花君は負けずに言う。



「は?てめぇ、よくそんなこと言えるな。」