ガヤガヤッ
「この包帯についている血液は、
あなたのですよね?スズキさん。」
探偵は、包帯の入っている
透明の袋を見せる。
「あ…あぁ。いつの間にか指を切ったから
血を止めるために当ててた包帯だ。」
少し動揺している
スズキさんが言った。
「…その包帯にどうしてミオさんの血もついているんでしょうか?」