「そう、でもそんなところにいても楽しめないよ?」




王子は私の手を引く




「私と踊ろう」




そう言うと私を素早く会場に引き入れた




そして私はそのまま何曲も王子と躍り続けた




私が帰ろうとすると、王子は人気の無いところに連れ出す




「また、来てくれるね?」




「…えぇ」




私が別れを告げようとすると、王子の顔が近づく