籠の中の鳥


少し元気になった私を見て拓登は

「今日、これから友達の所に行かなきゃならないんだ。ごめんね」




『いやだ』


私は初めて引き止めたんだ。

本当は、今日はこのままずっと一緒に居たかったんだ。

居れると思っていたんだ。