「お前は?」


「俺は、そのままでいいや!」


「ずるいな…」


俺は、全く違う名前にしたのに。


「まぁまぁ…つか、女っぽく話して、自己紹介して」


うッ…

やるしかねぇ。


「わ…私は、水木 花蓮だ…わよ」


「だわよって何?」


「私は、水木 花蓮ですわ」


「変」


「私はー…」


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ー1時間後



「昴さん、時間かかりすぎ」


「私は、水木 花蓮です。亜矢ちゃんよろしくね!!」


「聞いてねぇし…ま、声の高さも女みたいになったし…」


「薫くん、もうそろそろ行きましょう!!」


「昴さん、楽しんでねぇ?」


「なッ…行きますよ!」