「里穂!」 俺は里穂と付き合っていた。 そりゃいろいろ忙しいけどさ、結局彼女を大切にできないのは違うから。 だから付き合っていた。 「零、久しぶり」 この女の久しぶりは一週間足らずなのか。 俺は笑って答える。 「久しぶり」