双子じゃないあたし達【完】

俺達はリビングへと招かれた。



そこには輝の母さんがいた。



『お邪魔します』



俺と実は声が重なった。



「どうぞ…そこら辺に座って」



輝の母さんは優しく言った。



「……」



俺と実は静かにソファーに座った。



「じゃぁ早速話させてもらうけど…。あたしは凪君のお母さんとは親友だったの…」



静かに話し始めた。