「どういうこと?」
「あぁ…コイツがな…」
「お、おい!!」
…稜がうっさい。
だから、流星の話をまとめる。
なんかこういうことらしい。
稜は、NO.1の座が欲しいらしい。
それで、蝶華を倒そうと、考えたものの、
力が足りない。
だから、幼馴染が総長の龍炎の力を
利用して、NO.1の座を奪おうと考えたらしい。
んで、流星はそれに気づいていながらも、
蝶華に会ってみたかったらしく、ここに来た。
だってさ。
流星、呑気すぎんだろ。
蝶華に会いたいから来たって…
…それよりも、暗鬼の総長、稜だ。
「……おい。」
「は、はい」
私は、ゆっくり近づいた。
稜の前まで着くと、勢いよく腹を蹴り上げた。
バキっ
「…っ。て、てめぇ!」
「一生私の視界に入るんじゃねぇ。失せろ。」

