まぁ、知らない人から見れば、 孤立してるように見えるんだよね。 だって、左右前後最低でも1つは空いてる。 それに、誰も私の方を向かない。 苛められてるわけでもないけど。 「い、いや…それは…」 チロッとこっちをみた。 …ヤケクソになって言うなよ? 「えっとだなぁ!!」 言う気だな。 私は、すっと足を上げて、 勢いよく足を伸ばした。