直SIDE


俺は、未瑠が俺のことを好きじゃなくなっても守り続ける。


だって、俺はきっと未瑠しか好きになれない。

俺も馬鹿だよな、あんなキス目の前で見たくせに




未優でも叶わないんだから俺は結構兵だ。


だけど、イジメは俺の力ではなんともならないんだよな。


ただ、支えてやることしか...。



城山は本当に何を考えているんだ。

そこまでして俺がいいのか?



「~♪~」


携帯の無機質な音が鳴った。