【完】好きじゃないもん(続)


「え...ごめん。荒川?くんだっけ?私...。」


そこまで言うと「分かってるよ」と笑顔で言ってきた彼。


「調べ済み。でも君の彼さ直くん。ほかに好きな人いるんだってね。」


その言葉に耳を疑った。



でも直を信じる。


「直はそんなことありません。だって昨日だって...。」



私しか見えてないって言ったよね?



「え?直くんなら昨日その彼女とあってたよ?」


そんな訳ないもん。


昨日、私を追いかけて放課後一緒にいたよ。



「証拠があるんだ。」



証拠...?


その現実的な言葉にぞっと寒気がした。