【完】好きじゃないもん(続)



何で私がこんな目に...?

いじめられるようなことしてないよね?


頭の中で自問自答していた。



そのとき...

「「ドンッ」」


勢いよく誰かとぶつかってしまった。


「いったぃ...。」


そう口にしながら相手を見たすると見たこともない男の子。



「文月未瑠ちゃんだよね?大丈夫?」


「あ、はい。」


その人に起き上がらされてようやく立った。


「俺、荒川隆太。突然だけど俺と付き合わない?」



「え...?」


あまりに突然すぎた出来事に声が裏返ってしまった。