【完】好きじゃないもん(続)


私の視界が涙で揺れる。


入学当初温かく迎え入れてくれたみんな。



私、何にもしてないよ?


なんで...。



絶望感に駆られたときだった。


「...んだよ、これ。」



ガンッっと机を蹴る音。



後ろを向くと...


直がいた。



「てめぇら...誰がやった!?」


すごく怒っている直。


初めてみたあんな顔。