「ばーか、そんな可愛いことするなよ。ちゅっ。」 顔の温度が一気に上昇する。 だって、みんなのいる前だよ? そして、聞こえた声。 「よかったな、直。窓から落ちてまでとった花受け取ってもらえて。」 佳正くんの声だ。 「え...?そうなの?」 窓から落ちたのってこのためだったの? でも、あれ? そのときってまだ...。