そして、私の返事。



「はい。」




客席からあふれるばかりの拍手。



は、ずかしい...。



「直って、こういうキャラだっけ?」


「お前のこと好きになったらおかしくなった。お前もだろ?」



直のその声はいつもより凛としていて体育館に通った。



でもね...。


直、私は。



好きじゃないよ?