「そのことだけど、悪い。俺、やっぱりお前とは付き合わない。」
きっぱろそう言い切った直にほっとする。
「え?直くん、そんなのだめだよ?直くんはカナのものだよ。」
当然のようにそういった城山さん。
「ごめん。俺こいつじゃねえと無理だ。」
「ぉわっと...。」
後ろから手を回されていきなり前に出されてつまづきそうになる。
「未瑠ちゃんね...ふぅん、可愛いじゃない。でも、可愛いのはカナだけでいいの。」
私は可愛くなんてないけどあなたほど性格悪くない。
「もっと、いじめちゃってもいいの?直くん。今なら謝ってくれればまた今日みたいに...。」
怖い...。
でも、直がいるから。



