「なんなんだよ、あいつ...。」 嵐みたい。 ていうか人の弱みをそういう風に扱う奴俺は絶対に好きになれない。 教室に戻ると女子が数人集まってきた。 ぅお! なんなんだ? いっつも近づいてこようともしねえくせに。 「直くん、私たち直くんのことすきだよ?」 「え...?」 目の前には顔を赤らめている女子。 大胆な告白。 「だから、未瑠ちゃんと幸せになってね。」 その中の1人がそういった。