健常者と障害者

「・・・でも、」

俺をまっすぐ見た彼女は、こういった

「すごく嬉しい」

「・・・」

彼女の言葉が理解出来なかった

「一年ぶりに、人からプレゼント貰いました」

俺からそっと飴の包み紙を取って、大事に握った
彼女はそんな飴玉一つを嬉しい、と言った

その言葉は残酷で
そしてすごく、嬉しいことだと

「え、嘘
高橋ちゃんってモデルでしょ?、ファンとか・・・」

「笹原!」

コイツすら知らないのか
恐る恐る彼女を見る