──── ─── ── ─ 「…ん」 カーテンの隙間から日差しが入り、私は眩しさで目を覚ました。 「まだちょっと、痛いかな」 おでこに触れながら言う。 今日は、湿布が手放せないね。 7時10分…。 ご飯、作らないと…。 ガチャっ リビングに続くドアを開ける。 「…おはよう」 良い匂いとともに挨拶が聞こえた。 もう、できてたんだ…、朝ごはん。