「……お風呂、最初に入る?」 食休みしている間に翔さんが聞いてきた。 「いいんですか?」 そう聞くと皆こくっと頷いた。 「では、入ってきます」 タオルとお着替え取ってこないと…。 「……そうだ、部屋の鍵とお風呂の鍵…ちゃんと閉めなきゃ駄目だよ…」 「あ、はーい」 注意深い人だなー…。 おっふろ、おっふろー♪ あ、良いシャンプー使ってんじゃん。 ポチャンっ 体を洗い終え、湯船に浸かると天井から雫が1つ落ちた。 皆、私の事怖がらなかったな…。 まあ、怖がらないことは凄く嬉しかったけどね。