「…そろそろ帰らないと、皆お腹空かせてると思うよ」

ちらっと時計を見ると、もう6時。

1時間もたっていた。

「そう、だね」

もう少し話していたい気持ちを抑え、そう言った。

余った分のチケットどうしよ。

…真千ちゃんにあげよ。

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「今日はお疲れさまー!」

瑠優さんの一言で、お疲れパーティーが開始された。

メンバーはもちろん、いつものメンバー+真千ちゃん。

真千ちゃんもいつものメンバーに混じりつつあるね。