「あ……いえ…旅行の記念に家族以外に自分用にも何か買おうと思っただけで……」 「もしかして…このストラップ?」 良香が掲げたのはうさぎの可愛いストラップだった。 「い、いえ!私はそんな小さい子がつけるようなストラップはしません!そっちのキラキラしてる奴を見てたんですっ!」 慌てふためく華宮さん。