そして、重い足で校門を通った。
下駄箱に行くと…
「あれ?手紙…?」
私の上履きの中にはノートの端をちぎったような紙が入っていた。
『ねぇ、死ねば? 花梨より。』
え……………、 、…?
涙が溢れてきた、死ねばと言う言葉ではなく花梨より。と言う言葉が何より心に突き刺さった気がした。
花梨…じゃないよね?
花梨が書いたんじゃないよね?
花梨が裏切るはずないよね?
花梨は今でも私の事親友って思ってる?
周りの視線をすごく感じた。
だが私の目からはまるでダムのように涙が溢れていく。
目を真っ赤にして教室の前に来た。
なんで……?ここにあるの?