男嫌いなお姫様



南「えっ? 有沙・・・・・・・」


有「大丈夫だよ、南は心配しないで?」


大丈夫、真知がきっと助けに来てくれる。
そう信じてる。


進「ふ~ん、じゃあ君からね~あ、悠斗はあの子ヤってもいいよ~」


悠「了解~じゃあ、君はこっちね~」


南「や、離してっ!! 触んないでよ!!」


有「えっ!? ちょ、話が違うじゃない!!」


南を守るために私が代わりになったのに。
これじゃあ、意味ないじゃないっ!!

このままだと確実に私達はヤられてしまう・・・・・・・。


進「じゃあ、始めますか~」


有、南「い、嫌ぁぁぁぁぁぁっ!!」


誰か助けて・・・・・・・。


〈真知said〉


倉庫の中から聞こえてきたのは2人の声。
ま、まさか・・・・・・・進、有沙と南を?
私は間に合わなかった?

私は勢いおく倉庫のドアを開けた。


真「す、進・・・・・・・私の、親友に・・・・手を出さないで!!」


熱があるのに走ったせいで頭がクラクラしてる。
き、気持ち悪い。
それよりも早く2人を助けなきゃ!!