男嫌いなお姫様



進「ねぇ~君達、高橋真知って子知ってる?」


知らない男に声をかけられた。

何でこの人たち、真知の名前知ってるんだろう?

ま、まさかこの人達・・・・・。
逃げなくちゃっ!!



〈真知said〉


また有沙から電話がきた。
もうすぐ家に着くらしい。 何もなければいいんだけど。


南「高橋真知っ? そんな子知りませんけど?」


すると有沙の携帯から私の名前が聞こえた。
2人は誰と話してるんだろう?

何となく嫌な予感がした。


進「ふ~ん、あ、電話してるの? 誰と?」


!!こ、この声・・・・・まさか進っ!?
う、嘘でしょ!! 嫌な予感はあたってしまった。


有「誰でもいいでしょ。 それより、離してよ!!」


進「無理~携帯貸してね~」


有「あ、ちょっと!!」


どうしよう、これじゃあ私と2人が知り合いってバレちゃう。
でも、今電話切ったら有沙達が・・・・・・。


進「あれっ? 真知と電話してるの? 真知の事、知らないんじゃなかったの?」


南「あんたには関係ないでしょ」


有「それよりも私の携帯返して!!」