男嫌いなお姫様



琉「何で1人になりたかったの?」


真「そ、それはですね・・・・・涼達の中の誰かを私の彼氏って進の友達が勘違いしたみたいで別れなきゃどうなるか知らないよ?って言われて・・・・・」


直「ふ~ん、それで俺達とと距離をとっていたのか~」


有「へぇ~事情はわかったわ。 真知ってやっぱりバカだね」


南「ホントホント、バカだよ~」


うぉ!? 親友2人にバカ呼ばわりされたよ!?
2人とも酷いよ!?

でも、そのおかげで今怖さ少し減ってる?


有「何でそんな大事な事を話してくれなかったの? 真知のバカっ!!」


南「私達、心配してたんだよ? 真知ママだって」


真「・・・・・・・ご、ごめんなさい」


そんなに心配かけてたんだね。
全く知らなかったよ・・・・・だってほとんど1人で抱え込んでたし。

余計に迷惑かけてたな~。


有「でも話してくれてよかったよ」


南「真知はこの事聞くと悲しい顔をするだけで何も答えてくれなかったもん」


真「あれっ? 私、悲しい顔なんかしてたの?」


有「もしかして気づいてなかったの?」


うん、全然。 無意識だったのか~。
確かにあの事は悲しいかった。
好きな人に裏切られたのだから。

・・・・・・・・それに初恋だったし。