男嫌いなお姫様



〈真知said〉


もぉ~何で過去の話から関係ない話になってるの~!?

それに、有沙私が涼の事好きなの知ってるくせに何でそんな事聞くの!?
思わず顔赤くなっちゃったよ~!!
涼もこっちを見てる~!! ううっ・・・・・・・。


有「へぇ~泣いたからなの~? まぁ、どっちでもいいけど。 それより、真知大事なこと聞かせて?」


真「あ、うん・・・・・・・」


有「あ、何なら涼君の膝の上で話す?」


真「い、意味わかんないから//// 変な事言わないで///」


やっと本題に入れると思ったら有沙が小声で変な事を言ってきた。
さっきの事涼に聞かれてたらやばいよね?
てか、有沙ニヤニヤしないで~!!


有「そう~? 皆~真知が話してくれるって~」


・・・・・・・有沙、言い方軽いよ。
さっきまでの空気が嘘みたいに思えてきた。

でも・・・・・・・またあの話をするのは正直怖い。


有「・・・・・大丈夫だよ、真知。 私達がついてるわ、だから話して?」


真「うん・・・・・・・実はあの泥棒が入った日、進の友達がいたの」


南「えっ? それほんとっ!?」


涼「そういえば、その時からだよな? 真知が1人になりたいって言ったのは・・・・・」


そうですね、はい。
皆さん覚えてますよね。