男嫌いなお姫様



南「そうだよ、もう隠さないでよ・・・・・・・」


真「・・・・・・・・」


言えない、皆は知らない方がいい。
巻き込まなくて済むんだから。


有「ガッカリだよ・・・・・真知・・・・・」


真「・・・・・っ!? 」


琉「あ、有沙っ!?」


いきなり有沙に頬を叩かれた。
しかも、勢いよく。


真「い、ったぁ・・・・・」


琉「有沙、いくらなんでも叩くのは・・・・・・・」


有「琉也は黙ってて」


琉「あ、はい・・・・・・・すいません」


有「ねぇ・・・・・真知、どうしていつも誰にも話してくれないの?」


有沙は悲しい声で話してる。
誰にも話してくれない? それは皆を危険な目に合わせたくないから・・・・・。


有「何で1人で全部抱えこもうとするの?」


真「私1人が辛い思いをすればそれでいいんだよ・・・・・」


有「な、に言ってるの? それじゃあ、何のための友達なの? 助け合うのが友達じゃないの?」


助け合うのが友達っ?
そんなのとくっの昔から知ってる。
でも、大切だからこそ傷つけたくないの 。


だからーーーーーー・・・・・