〈真知said〉
私が起きた時、何かを守るって聞こえた。
わけがわからなくて起き上がった。
有沙はびっくりしてる。
・・・・・・・・ま、まさか。
真「2人とも・・・・・私の過去、話したの?」
有「えっ? あ~うん、ごめん・・・・・・・・」
南「3人にはもう隠しきれなかったし・・・・・・・・」
真「な、んで? 何で話したりするの!!」
酷い、酷いよ。
信じてたのに・・・・・・・・・・。
有「でも、真知はもう1人じゃないんだよ?」
南「そうだよ、皆真知を守ってくれる」
守ってくれるっ?
そしたら、大切な人が傷つくかもしれないんだよ?
進が皆を殺すかもしれないんだよ?
そんなの、そんなの・・・・・・・・。
真「やめて、もうやめてよ・・・・・・・この3人の中で誰か殺されるかもしれないんだよ?」
有「真知・・・・・何それ?」
真「あ、・・・・・・なんでもない」
有「ねぇ、真知。教えてよ」
言えるわけない、進の友達が家に来て誰かを私の彼氏と勘違いして殺そうとしてるなんて・・・・・・・・。

