〈有沙said〉


私達はとにかく家に帰った。
真知は怖がっていて喋れる状態じゃない。


有「真知ママ~お邪魔します~」


柚「あら~有沙ちゃん、南ちゃん~って真知? どうしたの?」


有「えぇ~まぁ~ちょっと・・・・・」


柚「とにかく、上がって上がって」


私は、真知を支えて部屋に連れてってあげた。
後ろからは涼君達もついて来た。

まぁ、部屋に入れてもいいよね?


有「真知、とりあえず寝たら?  落ち着くかもよ?」


真「む、無理だよ・・・・・寝れるわけないょ・・・・」


有「大丈夫だよ、皆ここにいるから」


真「わかった・・・・・・おやすみ・・・・」



よし、ぐっすり寝てるわね?
あの事・・・・涼君達に話しても大丈夫かな?


有「ねぇ、南。 真知の過去、あの3人に話してもいいと思う?」


南「真知はいいって言ったの?」


有「ううん、でも・・・・もうそろそろ隠せなくなる」


南「そうだよね・・・・・どうしよう」


〈涼said〉


今、真知はぐっすり寝ている。
可愛い・・・・・・。
って俺、こんなキャラだった?


琉「涼、真知ちゃんガン見しすぎ」


涼「うっせぇ・・・・」


琉「それよりさ、あの2人何か話してるよね?」