男嫌いなお姫様



〈真知said〉


南がいきなり私の家に遊びに行きたいって言うからびっくりした。
だって南が遊びに来るのは・・・・・・・・・あ、久しぶりではないかww
しょっちゅう来てたもんね~。
高校に入ってからはあんまりないかも。


南「真知、よかったね?」


真「へ? 何が?」


南「直人、真知の家に行きたいんでしょ? 」


うん、どうやらそうらしい。
私達の会話聞いちゃったみたいなの。

でも、何で直人君が私の家に行く事がいいのかわからないんですけど?


南「それを涼君が止めてくれたじゃない」


あ、な~んだそういう事ね。
言っちゃいけないけどどうでもいいんだよね~。


真「別にそこまでよくないじゃん」


南「そうなの~まだ気づいてないのか~」


真「何を気づいてないの?」


南「そこは自分でわかってよ~」


あ、そうなんですか、はい。
南のケチさんが教えてくれないので自分でわかりたいと思います。
んっ? 日本語変かも?
・・・・・・・・気にしなくていっか~。


〈涼said〉


琉「お~い涼~帰ろうぜ~」


目を覚ますと目の前に琉也がいた。
はっ? もう下校の時間?
俺、午後の授業全部寝てたわww