男嫌いなお姫様



南「あ、あたし・・・・・真知に謝らなきゃ」


直「俺も・・・・・・からかいすぎちゃったし」


この2人は反省してる。
南は顔真っ青だわ・・・・・・・・。


有「さ~て、そのきっかけをどうやって作ろうか」


琉「あ、そういえば涼。お前駅前のケーキ屋でバイトしてるだろ? その店の割引券ってないのか?」


涼「・・・・・・・・あ、ちょうど人数分あるけど」


有「決まりね。 そこに真知を誘いましょ」


ケーキ屋なら食べ物につられてあの子も来るでしょう。
真知は甘いもの大好きだし。


涼「あ、でも俺今日バイトだから」


琉「じゃあ、俺達は先に行ってればいいよな?」


有「うん。 私は真知を誘ってから行くね~」


南「よろしく、有沙~」


あの2人仲直りできればいいけど。

そう祈りながら私達は屋上をあとにした。



〈真知said〉


あ~あ勢いであんな事言っちゃった・・・・・・・・。
今になって反省しています・・・・・・はいっ・・・・。

でもあれは、南と直人君が私の事からかうから悪いのよ・・・・・。
そうよ。 それに涼も。
軽く言わないでほしいよ、本当に。
たとえ冗談でも。