男嫌いなお姫様



〈涼said〉


体育館に入った瞬間、聞こえてきた女達の声。

うるせぇ~。
マヂなんだよ・・・・・・・・。


隣の真知を見るとビックリした顔をしてた。

そりゃ~そうだよな。
体育館入った瞬間叫ばれてんだから。


女1「キャ〜キャ〜涼様よっ!!」


女2「かっこいいわぁ~っ!!」


女3「てか、この女誰っ!?」


女4「涼様と一緒に来るなんてっ!! うざっ!!」


今度は隣にいる真知の悪口を言い出した。

おいおい、こいつら真知の悪口言ってんじゃねぇぞっ?
こんなんじゃ俺、真知に嫌われるじゃねぇーか。
って何思ってんだ俺。


真「うるさい・・・・・・・・あんた、よくこんなうるさいのに我慢してられるわね・・・・・」


そう言って真知は俺を睨みながら椅子に座った。

睨まれたし・・・・・・・・。
まぁ、いいや。
怖くないし。



さ~てと俺も何処かに座るかなっと。