なんで、こんな少し恥ずかしいような変な気持ちになる? (わからぬ。なんじゃ!?) 恋というものを知らずに育ってきた蝶は、ときめきという感情を知らなかった。 と、一人悶える蝶を、顔を片手で覆いながら横目で盗み見ていた土方が、 「…不知火。お前は身長いくつだ。こんなちっこくてちゃんと闘えんのか?」 わざと上から見下ろし、蝶のつむじを掌で思い切り押した。